毎日10分!短時間でできる愛犬のしつけトレーニング

しつけトレーニングの目的は、愛犬が状況に応じた行動をとれるように手助けをしてあげること。

つまりしつけトレーニングをおこなうことで、さまざまな場所で一緒に楽しい時間を過ごせるようになるのです。

ここでご紹介するのは、いずれも簡単にできる方法ばかり。さっそく今日から始めてみましょう!

この記事でわかること

しつけトレーニングひとつでおでかけがもっと楽しくなる

トレーニングと聞くと、犬への訓練のようなものをイメージする人も多いかもしれません。

ここでお伝えするしつけトレーニングとは、愛犬が状況に合った適切な行動をとれるようにすることです。そして飼い主が望むことを理解できるようにすること。

カフェに行ったとき、おりこうにフセをしていられたり、ドッグランでも呼べばすぐに戻ってきたり。

しつけトレーニングは、飼い主と愛犬との行動範囲を広げ、毎日をもっと楽しくしてくれます。

困った行動を未然に防ぐ効果も

しつけトレーニングには、愛犬の困った行動を防ぐ効果もあります。

たとえばハウストレーニングを覚えた子は、ハウスで落ち着いて留守番できるので、留守中にイタズラをすることもありません。

また、アイコンタクトやツイテをマスターしていれば、散歩中の拾い食いやひっぱりグセを防ぐことができます。

問題行動がいったん習慣化してしまうと、直すのはなかなかたいへんなもの。最初からわるいクセを身につけさせないためにも7つの基本しつけレッスンは必ずマスターしておきましょう!

短時間でも効果大のしつけトレーニング準備編

しつけトレーニングは、愛犬とのコミュニケーションの基本です。

レッスンを通じてもっと気持ちを通わせましょう!まずその前にしつけトレーニング前におさえておきたいポイントをご紹介していきます。

Point1:最初はおうちの中でリードをつけるのを忘れずに

人が行きかったり、いろんな音が聞こえたりと刺激の多い外の環境では、犬も集中しにくいもの。

どのしつけトレーニングもはじめは室内でおこなうようにし、慣れたら外で同じ練習をします。ミスを防ぐため、室内でもリードをつけた状態で練習しましょう。

Point2:ごほうびはうまくできたときだけ。メリハリが大切!

「おやつをさんざん見せたのに、あげないなんてかわいそう」という考え方は禁物ですよ。

失敗したときにおやつをあげてしまっては、犬はどの行動が正解だったのかが理解できません。正しい行動がとれたときにだけ、おやつをあげるようにしましょう。

Point3:コマンドは好きな言葉でOK!ただし発音ははっきりと

犬に指示するときのコマンドは、飼い主の好きな言葉でかまいません。

大切なのは、犬にわかりやすいようにはっきり発音すること。ただし、おどかすようなきつい口調は犬にストレスをかけるので、ソフトな口調を心がけましょう。

Point4:成功したタイミングでおしまいにする

慣れるまでのあいだは、練習がうまくいくことも失敗することもあります。

でも、失敗した後にしつけトレーニングを終わりにすると、間違った行動をそのまま覚えてしまったり、しつけトレーニングがキライになる可能性もあります。必ず、成功後にほめておしまいにしましょう。

Point5:1日1コの内容でOK!あせらず楽しくやろう

いろいろなトレーニングを一度におこなうと、犬はどうすればいいのか混乱し、やる気をなくしてしまう可能性があります。

「がんばればできる」レベルで成功を繰り返すことが、しつけトレーニングをマスターする近道。1日1コの内容を、確実にできるように教えていきましょう。

1日10分でOK!毎日短時間でできる7つのしつけトレーニング

①名前を呼ぶトレーニング

あなたの愛犬は名前を呼んだときに喜んで振り向きますか?

名前を読んだらすぐ振り向くようにしておけば、しつけトレーニングがうんとラクになります。「呼ばれるといいことがある」と教えることで、名前にすばやく反応する子をめざしましょう!

名前を呼ぶトレーニングのうれしい効果

💗どんな場面でも飼い主に注目できる

💗その他のしつけトレーニングの効果がアップ!

💗拾い食いなども防げる

▼自分の名前を「イヤなことの前ぶれ」と思わせない

犬はそもそも、名前とは何なのかを理解することができません。

そのため、シャンプーや足ふきなどのお手入れの時間や、散歩をおしまいにするときなど、イヤな状況でばかり名前を呼ばれていると、自分の名前を「イヤなことが起こる前ぶれ」と理解するようになってしまいます。

これでは、犬とのよい関係を築くことができません。

そこで必要なのが「名前=いいこと」と認識させるしつけトレーニングです。

▼呼ばれてすぐ振り返るのは、おりこうDOGへの第一歩!

最初は名前を呼ぶと同時にフードを口に入れることで、「名前=いいことの合図」と認識させます。これを繰り返すうちに、名前をいいことが起こる合図として認識し始めます。こうなればしめたもの。

徐々に注意がほかに向いているときや、刺激のつよい場所でも、呼べば振り向くように練習していけばいいのです。

名前を呼ばれて喜ぶこと、読んだらすぐに振り返ることは、飼い主とのコミュニケーションの基本。これができているだけで、その他のしつけトレーニングもぐんとラクになりますよ。

 

Step1:「名前=いいことの合図」と教える

犬の名前を1回呼ぶと同時に、口へフードを入れます。
食事の時間を利用すれば、効率よくトレーニングできるのでオススメ。

Step2:呼んだらすぐに振り返らせる

最初は室内でリードをつけて練習します。
うまくできるようになったら、外に場所を移して。
お散歩中や公園でニオイかぎをしているときなど、さまざまなシチュエーションで練習し、どんな場面でも飼い主に注意が向くようにしておきましょう。

Step3:振り返ったら「いい子ね!」とほめてフードをあげる

まずは呼んだら犬が振り向くのを待ちます。
ポイントは何度も名前を呼ばずに黙って待つこと。

犬が振り向いたら、すかさずほめてフードをあげる。
顔をチラッとみるようなしぐさをしただけでもOKとします。

Step1~3を繰り返して、振り向くまでの時間を少しずつ短くしていきましょう!

呼ばれて喜ぶ子にするには、改名するのもひとつの手

すでに名前を「イヤなことの前兆」と理解している子には、どうすればいいのでしょう?

上記のトレーニングで克服することもできますが、呼ばれてもまるで振り向かないくらいの状態なら、思い切って名前を変えるのもひとつの手段。

新しい名前でトレーニングすれば、「名前=いいこと」とすぐに覚えますよ

 

②アイコンタクトのトレーニング

犬が飼い主の顔を見て、目と目を合わせるアイコンタクト。

これは、飼い主と犬のコミュニケーションの基本です。どんな状況でも飼い主に注目できる子になるよう、状況を変え、楽しみながら繰り返し練習しましょう!

アイコンタクトトレーニングの嬉しい効果

💗どんな場面でも飼い主に注目できる

💗そのほかのトレーニングの効果がアップ!

💗拾い食いなどを防げる

▼自分から飼い主に注目できる子に育てよう!

何か指示を出すときに、愛犬の注意がまったく別のところに向いていると、指示がきちんと伝わりません。

そこで必要なのがアイコンタクトのしつけトレーニング。愛犬がすすんで飼い主の顔を見るようにします。これを教えるだけで、指示がスムーズに伝わるようになります。

名前を呼んで振り向かせるのとは異なり、あくまで自分から飼い主に注目することがポイントです。

▼お散歩中やおでかけ先でもアイコンタクトができる子に

アイコンタクトが威力を発揮するのは、愛犬にとって刺激の多い場面。

散歩中に向こうからよその犬が来たとき、食べ物が落ちているのを見つけたときにも、飼い主に注意を向けることができれば、すぐに飼い主の指示で危険を避けることができます。

どんな場面でも真っ先に飼い主のことを見る子になるよう、さまざまなシチュエーションで練習しましょう。

Step1:おやつで目線をキャッチ!

いきなり自発的にアイコンタクトさせるのは難しいので、最初はおやつで目線をひきます。
目がしっかりあわなくても、なんとなく飼い主の顔を見ることができればOK!

👉【手順1】鼻先でおやつを見せる
愛犬の目の前に座り、手に持ったおやつを鼻先で見せ、注意をひく

👉【手順2】おやつをあごの下へ移動
おやつを握った手をあごの下に持っていき、愛犬の視線を誘導

👉【手順3】目が合ったら、ほめておやつ
愛犬が飼い主の顔を見たら、すぐほめておやつをあげる

Step2:すすんで飼い主の目を見る子に

アイコンタクトは、愛犬がすすんで飼い主の顔を見ることが大切。
飼い主を見上げて目を合わせることを覚えたら、今度はおやつで誘導しなくても犬が自分から飼い主の目を見るように訓練します。

犬の大好きなごほうびを選べば、早く確実にマスターできますよ!

👉【手順1】犬に背を向けて立つ
おやつを手に持ち、犬に背を向けて立つ。
背後で犬が動いていても気にせず、ひたすら黙って待つ

👉【手順2】飼い主の顔のあたりを見たら、おやつ
犬がちらっとでも飼い主の顔を見たら、ほめておやつをあげる。
向かい合っていなくてもOK

Point!
素早く目を合わせられるようになったら、1回の成功ではおやつを与えずに、数回できてからあげるように

これはNG!飼い主が顔を近づけ犬をのぞきこむ行為

愛犬の視線をとらえるために、目線を下げたり、顔をのぞきこんだりしないこと。
アイコンタクトは、愛犬から飼い主に向ける行為であることを忘れないようにしましょう。

 

③ハウストレーニング

ハウスを設置せず、つねにフリーで過ごさせているという人はいませんか?

ふだんはフリーにしていてもかまいませんが、留守番や外出、もしもの入院時などを考えると、ハウスに入るトレーニングはぜったい必要!

ハウスを購入したら、さっそくトレーニングをスタートして、愛犬をハウス好きな子に育てましょう。

ハウストレーニングのうれしい効果

💗留守番上手になる

💗来客時のマナーがアップ!

💗入院や災害時も安心して過ごせる

▼犬はせまいところが好き。ハウスは必ず用意して

犬の行動習性は、人間のそれとは違います。

犬をハウスに入れることを「あんなせまいところに入れておくのはかわいそう!」という人もいますが、これは大きな勘違いです。

巣穴のようなせまい場所を好む犬にとって、ハウスはひとりで落ち着くのに最適の空間だからです。

犬を落ち着いて待たせる場所として、ハウスを積極的に活用しましょう!

▼入院時や災害時など、もしものときにぜったい役立つ!

ハウスに慣れさせるトレーニングをしておけば、リラックスして待っていてくれるので、留守番中や来客時も安心。

また、病気で入院することになったときなども、ケージで過ごすことに慣れていれば、ストレスを抱えずにすみます。

「ハウスの中は落ち着けていいなぁ」と犬に思わせることを目標に少しずつ慣れさせていきましょう。

Step1:おやつでハウスに誘導

無理にハウスに入れると「閉じこめられてこわかった」という印象が残り、ハウスがキライになってしまいます
最初はおやつを使って「中に入ったらいいことがあった」と印象づけましょう

👉【手順1】ハウスにおやつを入れ、中を指さす
ハウスにおやつを入れておき、「ほら、おやつだよ」とさし示して中へ誘導する

👉【手順2】中に入ったらすぐにほめる
中に入ったら、扉は開けたままで犬をほめる。これは何度も繰り返して

Step2:すすんでハウスに入る子に!

おやつが置かれたハウスに入ることに慣れたら、今度はおやつの誘導なしでも中に入れるように練習します。
ハウスの前に座って、黙っておやつを見せてあげてください。「どうすればこのおやつがもらえるのかな?」と考えさせることで、自分からハウスに入るようにします。

👉【手順1】ハウスの前でおやつを見せる
扉を開けたケージの前でおやつを見せ、黙って犬の様子を見守る

👉【手順2】犬がケージに入ったら…
犬が自分からケージの中に入る。頭を入れるだけでもOK

👉【手順3】手の中のおやつをあげる
手に持っていたおやつをあげる。
外に出てきたら無視し、中に入っているときだけおやつをあげるように

Point!
入る瞬間に「ハウス」と声をかけて。

これをくり返せば、言葉の指示だけでハウスに入れるようになります。

👉【手順4】少しだけ扉を閉める
中に入っていることに慣れたら扉を閉め、扉ごしにおやつをあげてほめる。
1分程度中にいさせてから外に出してあげましょう。

👉【手順5】中にいる時間を少しずつ延ばす
中で過ごす時間を徐々に延ばす。
コングやガム、おもちゃを中に入れておくと楽しく過ごせます

指さしでダメなら、おやつを並べて誘い込もう!

手でハウスの中に誘導しても中に入ろうとしないなら、作戦を変更!
ハウスの前におやつを点々と並べておき、犬を誘惑してしまいましょう。

ハウスの中にはさらに特別なおやつをいれておけば、「中に入ったらいいことがあった!」と思うはずです。

 

④オスワリ・フセ・タッテのしつけトレーニング

オスワリ、フセ、タッテの3つのトレーニングができていれば、どんな場面でもマナーを守れる子になります。

「オスワリだけはちょっとできる」「家ではできるけど外ではできない」という人も、新たな気持ちでチャレンジしてみましょう!

オスワリ・フセ・タッテのトレーニングのうれしい効果

💗オスワリ➡犬を待たせるときに便利。トラブルや事故も防げる

💗フセ➡自宅でもおでかけ先でも、リラックスして待てる子に

💗タッテ➡病院での診察や、トリミングがスムーズに受けられる

▼状況に応じて3つのコマンドを使い分けよう

ちょっと待たせておきたいときは「オスワリ」の指示で座らせたり、長時間待たせるときは「フセ」で腹ばいにして待たせたり。

オスワリやフセを教えておくと、どんな場面でも状況に合った行動をとることができるようになります。

また、オスワリやフセの状態から犬を立ち上がらせる「タッテ」は、動物病院での診断や、トリミングサロンでのお手入れのときに役立ちます。

▼おやつ、言葉の順でラクに覚える

手でおしりを押して座らせ、「オスワリ!」と言って教えようとする人がいますが、この方法でオスワリをマスターさせるのは実は難しいんです。フセやタッテも同様です。

大切なのは、姿勢と言葉をいっぺんに教えるのではなく、最初に姿勢だけを教えることなのです。

その後で、言葉の指示でできるようにします。段階をふんで教えた方が、犬も学習しやすいというわけです。

Step1:おやつで誘導してオスワリ・フセ・タッテ

最初はおやつを使った誘導で、姿勢を教えます。
この段階では、どれがオスワリでどれがフセなのか、犬が理解している必要はありません。
「タッテ⇔オスワリ」「オスワリ⇔フセ」「フセ⇔タッテ」の計6パターンの動きを、体で覚えさせられればOKです。

●「タッテ⇔オスワリ」編

👉【手順1】犬の鼻先でフードを見せる
おやつを犬の鼻先で見せ、犬の注意をひく

👉【手順2】フードを真上に上げる
手を引き上げると犬の顔が上向きになり、おしりが床につくので、ついた瞬間にほめておやつをあげる

👉【手順3】前方に注意をひき、立ち上がらせる
おやつを持つ手を鼻先の高さに下げ、犬の前方へ。
手の動きにつられて立ち上がったら、ほめておやつをあげる

●「オスワリ⇔フセ」編

👉【手順1】鼻先でおやつを上げ、オスワリ
おやつを鼻先の高さで見せてから上に引き上げ、オスワリの姿勢を取らせる

👉【手順2】おやつの前方の床に移動
手を床の高さまで下げ、犬の前方に動かす。
鼻先が下がり、両ひじとおなかが床についたら、ほめておやつをあげる

👉【手順3】おやつを上に持ち上げ、再びオスワリ
おやつを持つ手を上に引き上げる。
犬の鼻先が上がってオスワリの姿勢になったらほめておやつをあげる

「フセ⇔タッテ」編

👉【手順1】犬の鼻先でフードを見せて…
たった状態の犬に、鼻先でおやつを見せて注意をひく

👉【手順2】前方の床におやつを移動
手を床の高さまで下ろし、犬の前方へ持っていきます。
フセの姿勢になったら、ほめておやつをあげます

👉【手順3】おやつを前方に落ち上げ、再びタッテ
おやつを持つ手をやや前方に動かし、手順1のときと同じ高さに。
犬がつられて立ち上がったら、ほめておやつをあげましょう。

Step2:言葉の指示でオスワリ・フセ・タッテ

ここでは言葉の指示だけで、「オスワリ⇔フセ」「タッテ⇔オスワリ」「フセ⇔タッテ」の動きができるようにします。
方法は簡単。言葉をかけながら、おやつで犬を誘導し、動きと言葉を関連付けて記憶させます。

言葉をかけながらの誘導を繰り返しおこなえば、必ず言葉の指示だけで動けるようになります。

👉【手順1】おやつで誘導しながら「フセ」
おやつでの誘導で、オスワリをさせておきます。
次に「フセ」と声をかけながら、おやつを床の高さまで下ろす

👉【手順2】フセができたらおやつ
おやつを持つ手の動きにつられ、フセの姿勢がとれたら、持っていたおやつをあげてほめる

👉【手順3】おやつで誘導して「オスワリ」
おやつを持つ手を、再び手順1の高さまで引き上げ、「オスワリ」と声をかける

👉【手順4】オスワリができたらおやつ
手の動きにつられてオスワリの姿勢になったら、手に持っていたおやつをあげてほめる

👉【手順5】おやつの誘導なしで「フセ」
今度はおやつを持つ手の誘導なしで、「フセ」と声をかける

👉【手順6】フセができたらおやつ
言葉の指示だけでフセができたら、おやつをあげてほめる

👉【手順7】おやつの誘導なしで「オスワリ」
手での誘導はいっさいせずに、「オスワリ」と声をかける

👉【手順8】オスワリできたらおやつ
言葉の指示だけでオスワリができたら、ほめておやつをあげる

 

⑤マッテのしつけトレーニング

食事の前のマナーとして「マッテ」を教えている人は多いのではないでしょうか?

でも、マッテを教える目的は、どんな場面でもマナーを守って過ごせるようになること。食事以外の場面でも待てる子になるよう、もう一度トレーニングにチャレンジしましょう!

マッテのトレーニングのうれしい効果

💗カフェなどのお出かけ先でマナーを守って過ごせる

💗信号待ちなどで危険を回避できる

▼カフェでのお茶、かわいい写真。マッテはどこでも大活躍!

マッテは、人がいぬと毎日に生活を楽しむのに欠かせないコマンドです。

散歩中の信号待ちのときなどに危険を避けられたり、カフェでお茶や食事を楽しむときに、ちゃんとマナーが守れたり。

愛犬の写真をとるときだって、マッテができるだけでうんとかわいい写真がとれちゃいますよ!

このように、マッテが役立つ場面はいくらあげてもきりがありません。

▼食事の前だけでは✖。いろんな場面で練習しよう

でも、どんな場面でも待てる子は少ないもの。それは食事の前だけマッテをさせる人が多いことと関係があります。

食事の前にだけマッテをさせられていると、「食事の前の儀式」くらいにしか、犬はマッテを理解できません。これだと結局、食器を片手に手をかざさないと待てない子になってしまいます。

どんな場面でも待てる子になるよう、新たな気持ちで練習を始めましょう!

Step1:オスワリ➡マッテ

👉【手順1】オスワリでアイコンタクト
犬にオスワリをさせて、アイコンタクトをとります。
このときおやつを使ってもOK

👉【手順2】「マッテ」と言っておやつをあげる
少しでもアイコンタクトのまま待てたら、「マッテ」と言っておやつをあげる

👉【手順3】「OK」と声をかけ、動いたらほめる
マッテを解除するコマンドとして「OK」と声をかける。
犬が動いたら、おやつは使わずにほめよう

Step2:フセ➡マッテ

👉【手順1】フセをさせてアイコンタクト
犬にフセの姿勢をとらせ、アイコンタクトをとる。
おやつを使って目線をひいてもいいですよ

👉【手順2】「マッテ」と言っておやつをあげる
少しでもそのまま待てていたら、「マッテ」と声をかけておやつをあげる

👉【手順3】「OK」と声をかけ、動いたらほめる
マッテを解除するコマンド「OK」の言葉をかけ、立ち上がって動いたらほめてあげよう

待つ時間、シチュエーションを変えて練習しよう

いきなり長時間のマッテができる子はいません。
最初は5秒くらいでいいので、徐々に待っている時間を延ばし、長時間のマッテに挑戦しましょう。

また、どんな場所でもできるようにしておくことも大切。飼い主との距離を延ばし、離れたところからのマッテも練習しておくと、さらに便利ですよ。

 

⑥オイデのしつけトレーニング

愛犬連れでのおでかけスポットとして、ドッグランが大人気。

でも、愛犬を呼び戻すことができないのにリードを外して遊ばせるのは、とても危険です!

ドッグランで楽しく遊ばせるためにも、「オイデ」の言葉ですぐに戻ってこられるようにしておきましょう。

オイデのトレーニングのうれしい効果

💗お散歩上手になる

💗ドッグランで安全に遊べる

▼ノーリードで遊ばせたいなら、「オイデ」は必須のコマンド!

オイデがとくに効力を発揮するのは、ドッグランに行く場合だと思います。

もし散歩中などに、コントロールが効かなくなっても、緊急処置としてリードを短く踏んで犬を管理できます。

しかし、ノーリードで遊ばせる場所ではそうはいきません。危険な事故を避けるためにも、事前にオイデを教え、愛犬を声だけで呼び戻せるようにしておく必要があります。

▼犬がイヤがる状況で「オイデ」と言ってはダメ

「オイデ」の教え方は簡単。

最初は、犬が喜んで飼い主の元に来る状況を利用して「呼ばれて行くといいことがある」と理解させます。

ただし犬が来ないとわかっている状況では「オイデ」と言ってはダメです。シャンプーや爪切りの前など、犬にとってイヤなことをするときに使うと、呼ばれても無視することを覚えてしまうからです。

Step1:後ろ向きで「オイデ」

犬におやつを見せてそばに来させ、「そばに行ったらいいことがあった!」と思わせます。
犬を確実にそばに来させるには、特別なおやつを使うといいですね。最初は1~2mくらいの距離から始め、徐々に飼い主と愛犬との距離を伸ばして練習していきましょう。

👉【手順1】後ろ歩きをしながら「オイデ」
犬の正面に1~2mくらい距離をあけて立ち、おやつをみせながら「オイデ」と言って後ろ歩きをします

👉【手順2】そばに来たら、ほめておやつ
犬がすぐそばに来たら、カラーをつかんで、ほめておやつをあげましょう

Point!
カラー(首輪)をつかんだ状態でほめておやつをあげることで、カラーをつかまれるのを嫌がらない子になります

Step2:両サイドから「オイデ」

ここでは「オイデ」と声をかけたらすぐに反応し、駆けつけられるようにしつけトレーニングします。
周囲に刺激のない安全な場所で、犬の好きなおやつを持って数人でスタンバイしましょう。座っていても立っていてもOKです。

交互に「オイデ」で呼び、愛犬を行き来させましょう。

👉【手順1】おやつを持ってスタンバイ
家族や友人に手伝ってもらい、数人でおやつを持ってスタンバイ。
ひとりが犬のカラー(首輪)をつかんでおきます。

👉【手順2】一方の人が「オイデ」で犬を呼ぶ
別の人が、おやつを見せて楽しそうに「オイデ」と言って犬を呼ぶ。
飼い主は掴んでいたカラーを離す

👉【手順3】来たらカラーをつかんでおやつ
すぐそばまで犬が駆け寄ってきたらカラーをつかみ、ほめておやつをあげる

👉【手順4】反対側の人が「オイデ」と犬を呼ぶ
また別の人がおやつを見せ、「オイデ」と言って犬を呼ぶ。
協力者はつかんでいたカラーを離します。

👉【手順5】来たらカラーをつかんでおやつ
犬が飼い主のすぐそばまで来たら、カラーをつかんでほめておやつをあげます。
これを何度も繰り返しましょう

⑦ツイテのしつけトレーニング

飼い主の横について歩く犬の姿は、はたから見ていてもとってもスマート。

飼い主の近くを歩くことができれば、とびつきによる事故など、散歩中のトラブルも防げます。飼い主のすぐそばを歩くのは、犬にとってもラクなことだと教えてあげましょう。

ツイテのトレーニングのうれしい効果

💗散歩上手になる

💗拾い食いなどを防げる

▼ひっぱりグセに拾い食い。困った行動を防げる!

愛犬を飼い主のそばで歩かせる「ツイテ」は、散歩中の犬の安全を確保するのに役立ちます。

また、犬が勝手にあちこち行こうとするのを防げるので、ひっぱりグセや拾い食いなどの困った行動も防げますよ。

真横にぴったりと並ばせる必要はありませんが、リードがほどよくゆるんだ状態で、飼い主のそばを歩くのが理想です。

▼食事の時間に使えば、楽にしつけトレーニングできる

ツイテを教えるにはまず、「飼い主のそばにいるといいことがある」と理解させることです。

この練習は、食事の時間を利用してトレーニングをおこなうとラク。食器を持って歩きまわり、愛犬がすぐそばに来たらフードをあげるだけでOKです。

さらに、ひっぱらせずに歩くトレーニングもあわせておこなっていきましょう。

Step1:飼い主のしばにいることを教える

食事の時間に食器を持って歩きまわり、すぐそばで「ツイテ」と言ってフードを1粒与えます。
1食分のフードがなくなるまで繰り返しおこなえば「”ツイテ”で近くを歩くといいことがある」と理解できるようになります。

👉【手順1】食器を持って歩きまわる
リードをつけた状態で、フードを入れた食器を持って歩きまわります。
最初は向かい合って後ろ向きで、慣れたら横並びで歩く

👉【手順2】犬がそばに来たらフードをあげる
犬が飼い主の足元に来たら、ほめてフードを1粒あげましょう。
これを何度もくりかえします。

ひっぱらずにそばを歩かせる

飼い主をひっぱって歩こうとするのは、「ひっぱれば好きなところに行ける」と犬が学習していること、どう歩けばよいかをきちんと教えていないことが原因です。

そのため、ひっぱらずに歩くことを教えるには、犬がひっぱったら一歩も動かないのが基本。「ひっぱると歩かせてもらえなくなる」ことを教えましょう。

👉【手順1】犬がリードをひっぱったら…
室内でリードをつけて、しばらく一緒に歩きます。
犬が何かの拍子にリードをひっぱり始めます

👉【手順2】立ち止まり、リードを固定する
ひっぱられたらすぐにその場で足を止め、リードを持つ手を固定。
犬が前に進めないようにする

👉【手順3】犬がひっぱるのをやめる
しばらくその場に止まっていると、犬が前に進むことをあきらめて、ひっぱるのをやめます

👉【手順4】ごほうびとして再び歩き出す
ひっぱるのをやめたごほうびとして、「いい子ね」とほめて再び歩き出しましょう。
これを何度も繰り返せばOKです

 

上記のように今回は毎日10分の短時間でできる愛犬のしつけトレーニングをお伝えしてきました。

愛犬とアイコンタクトをしたり、オスワリやフセ、マッテをマスターさせたりなど、おうちで過ごすとき以外にも使えるキーワードや具体的なしつけトレーニングが理解していただけたと思います。

この内容を毎日実践していただければ、あなたの愛犬もおりこうな子を目指すことができますので、ぜひ愛犬とのコミュニケーションを深めるのにも役立てながら少しずつ実践してくださいね!

〇〇ブログ管理人〇〇

すかポン(34)

愛犬コーギー(3歳♀)といっしょに家族4人で楽しく暮らしてます。犬のしつけトレーニングのために本も教材も買った量は数知れず。

ただの犬ノウハウコレクターですが、この知識が誰かの役に立てばと思いながら日々ブログ更新していきます。

ブログ村参加中です♪
ブログランキングにも参加中です♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です