インターホンの音にほえてしまう行動の直し方

インターホンが鳴るとほえる場合、音そのものだけでなく、その後に訪れる他人にも警戒していることが多いもの。
もっとも効果的な対処は、警戒心そのものを感じさせないようにすることです。そのためには、インターホンが鳴ると同時に、おやつをばらまくのが効果的。
音が鳴るたびにおやつをばらまくことで、インターホンの音を「おやつがいっぱいもらえるいい合図」と印象づけるのです。犬がこの合図を理解してきたら、おやつをランダムに与える方法に切り替えましょう。
おやつをたくさん与えることで、犬の注意をそらす効果も期待できます。
インターホンの音にほえてしまう場合に、ハウストレーニングができていない子はA、ハウスに慣れている子はBを参考にして、状態に合った対処法を選んでくださいね。
A.おやつばらまき作戦

インターホンが鳴ったらすぐ、ボーロや細かくちぎったジャーキーなどを犬の目の前にばらまく
犬がおやつに夢中になっている隙に、静かに玄関へと向かい、対応する。
室内に案内する場合は、こちらを参考にしてください。
➡来客時に心がけたい愛犬のマナー
おやつばらまき作戦をくり返すうちに、犬はインターホンが鳴ると「おやつの合図だ!」と飼い主を見上げるようになります。
もうほえることは忘れているので、こうなればしめたものです。
大量のおやつをやめ、長く噛んでいられるガムなどに変えてみましょう。これなら来客のたびに食べ過ぎる心配もいりません。
B.インターホン⇒ハウス作戦

インターホンが鳴ったらすぐ、ハウスの中におやつをばらまき、犬を中へと誘導する
手順1の方法での対処に慣れたら、犬に「ハウス」と指示してガムなどを入れ、扉を閉めて中で待たせる
💗Point!
ハウストレーニングが十分できていない子は、Aの方法で対処しながらハウストレーニングの練習をしましょう
詳細はコチラ➡愛犬のハウストレーニングの具体的なやり方
雷や花火の音が聞こえるとほえてしまうクセの直し方

雷や花火の音は、犬にとっては非日常の聞きなれない音。
そのため、恐怖心や警戒心が起こりやすく、ほえてしまう子が多いのです。できるだけ犬の気持ちをまぎらわせてあげることが、もっとも効果的な対策です。
花火が開催される日は、開催時間が近づいたら窓を閉めてカーテンをひき、音が聞こえにくい環境にしましょう。テレビなどは大きめの音にし、外の音が気になりにくいようにします。
そのうえで、いっしょに遊ぶなどしてあげると、こわい気持ちもまぎれます。雷の場合も、兆候に気づいたらすぐに同様の対策をとりましょう。
インターホンや雷の音に敏感で、ついほえてしまう愛犬の行動に困った経験はほとんどの方があると思います。
このように適切に対処することで、そんな困った問題行動もしつけトレーニングやちょっとした気遣いだけでも少しずつ改善することはできますよ!ぜひ諦めずにこの記事を参考にしておりこうなワンコを目指していきましょう(^^)
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