犬見知りを克服するための3つの方法

ドッグカフェに出かけたり、オフ会に参加したりと、犬の飼い主同士が集まって過ごす場所や機会はたくさんあります。

でもそんなシチュエーションが、犬見知りの子にとっては大きな負担になっているかもしれません。

よその犬がいてもこわがらず、いつもどおりに楽しく過ごせるよう、少しずつトレーニングを積んでいきましょう!

「犬同士=友だち」は✖。犬の気持ちを尊重して!

犬同士だからといって、みんながなかよくいっしょに遊べるわけではありません。よその犬と遊ぶことよりも人にかわいがられることを好む子もいます。

また「あの子は好きだけど、こっちの子はニガテ」という好きキライは、多くの犬が持っているものなのです。

飼い主としては、愛犬がよその犬となかよく遊ぶ姿を見るのは楽しいもの。お友だちの犬であればなおさら、いっしょに行動する機会も多く、何とかなかよくさせたいと思ってしまいがちです。

でも、愛犬同士を無理に近づけたりするのは、犬に大きなストレスをかけることを忘れてはいけません。「ママはどうしてイヤなことをするの?」という気持ちから、飼い主への信頼をそこなってしまうこともありえます。

犬見知りを克服させるということは、誰とでもなかよくできることとは違うという認識が大切です。

飼い主のよくあるカンチガイ行動

犬見知りを直すために、ドッグランに連れていく

ほかの犬の近くでこわがっている愛犬をそのまま放っておく

抱っこした状態で、よその犬とあいさつさせる

犬見知り克服のためにたくさんの犬がいるドッグランに連れていくのは、もっともイケナイ行動。
愛犬のニガテ意識をつよめてしまうだけです。

愛犬が発する「こわいよ」「イヤだよ」というサインを見逃さないようにしましょう。
また、愛犬を抱っこしたままよその犬に近づけ、あいさつさせるのもダメ。目線が高くなることで犬の意識が変わり、相手に攻撃的にほえるなどのわるいクセがつくことがあります。

よその犬を見てもこわがらずにすむようにしよう

犬見知りの子を「誰とでも遊べる子」にすることはできませんが、よその犬のことをこわがらないようにすることはできます。

犬がニガテなままにしておくと、お散歩中や公園でよその犬に出会ったときなどにストレスを感じることになるので、ニガテ意識を克服させてあげましょう。

ただし、いきなりよその犬に近づけたりするのは逆効果。犬見知りの子は、よその犬がいるだけでこわがって、うなったり固まったりしやすいので、まずはよその犬の存在に慣れさせることから始めます。

散歩中やよその犬を見かけるたびにおやつをあげ、「よその犬を見かけるといいことがある」という印象をつけてあげましょう。

よその犬の存在に慣れたら、お散歩中に上手にすれ違えるようにするための練習もおこないましょう。

ほかの犬の存在に慣れさせる

ほかの犬の存在に気づいたらすばやく対応しよう

犬見知り克服の第一歩は、ほかの犬を見かけても平常心でいられるようにすることです。お散歩の時間を利用して、しつけトレーニングをおこないましょう。

方法は簡単。愛犬がほかの犬を見つけた瞬間におやつを食べさせ、「ほかの犬がやってくるといいことがある」と思わせることです。

このとき大切なのは、愛犬が相手の犬に気づくタイミングを逃さないこと。愛犬が気づいたタイミングに合わせておやつをあげましょう。

おやつをあげたら、さりげなく別の方向に進むなどして、相手の犬と近づきすぎないように距離をコントロールします。

手順1】ほかの犬がいるのを発見!!

ほかの犬の姿が視界に入ったら、愛犬の様子をしっかり観察。
愛犬が相手の犬に近づく瞬間を見逃さないようにしましょう

【手順2】愛犬が、相手の犬に気づいたらおやつ

愛犬が相手の犬に気づいたら、すぐにほめておやつをあげ、その場を離れる

💗Point!

犬はニオイなどをたよりに、相手の犬の存在をすばやくキャッチします。
相手の犬に気づいた瞬間におやつをあげられるよう、愛犬の様子をよく見ておくようにしましょう!

コラム

「うなる」「一歩も動けなくなる」「ほえ続ける」
症状がひどい場合は、しつけ教室へ

犬見知りの症状がひどい場合は、条件が整った環境でのトレーニングが必要です。
相手役の犬の気質、ほかの刺激をシャットアウトできる場所であること、刺激レベルを上げるタイミングなどを十分管理する必要があるので、家庭でのトレーニングは困難。

しつけ教室のインストラクターに相談して、管理された条件下でトレーニングをおこなうようにしてください

ほかの犬とうまくすれ違えるように距離をコントロールする

ほかの犬が視界に入ることに慣れさせたら、今度は上手にすれ違えるようになるための練習が必要。

相手の犬との距離が近づけば近づくほど、犬見知りの子の恐怖心や不安は増してしまうからです。

すれ違うときは、犬同士がいきなり接近することを避けるため、飼い主が相手の犬に近い側を歩くことで距離を調整しましょう。協力してくれる人がいる場合は飼い主同士が内側に入って犬同士を離すことが理想的。

この方法ですれ違うことに慣れたら、飼い主は内側に入らず、すれ違う瞬間にごほうびをあげるようにしていきます。

【手順1】向こうから犬が歩いてきた!

向こう側から歩いてくる犬の存在を、飼い主がすばやくキャッチ

【手順2】おやつで愛犬の気をひいて…

おやつで愛犬の注意をそらしつつ、飼い主は相手の犬に近い側に移動し、愛犬が相手の犬のそばを歩かずにすむようにしてあげます

💗Point!

相手の犬に接近する前に、距離を調整するため、左右のポジション調整を。
飼い主同士は内側で、犬同士は外側にいるのが理想です。

 

【手順3】すれ違う瞬間におやつをあげる

相手の犬とすれ違う瞬間に、おやつを食べさせる。
愛犬がこわがるそぶりが見られたら、近くでおやつをあげるだけで、そのままUターンして離れてもOKです

💗Point!

上手にすれ違えなければ、相手の飼い主と犬のすぐ手前でUターンして、そのまま離れてもOKです

 

〈番外編〉「おやつ大量ばらまき」作戦

犬見知り克服のためのしつけトレーニングが十分にできるまでは、お散歩中のマネージメントが大切です。

いきなりほかの犬と接近してこわい思いをさせてしまうと、しつけトレーニングの成果が台無しになってしまうからです。トレーニング中は犬の少ない場所を選んで歩くこと。犬が集まる公園などは避け、人通りが多くない道を選びましょう。

それでも、曲がり角などでいきなりほかの犬と出会ってしまうことはあります。そんなときは、相手の犬の反対側にスペシャルなおやつをばらまいて。愛犬が夢中で食べているあいだに、相手の犬が通り過ぎるのを待ちましょう。

これをくり返すうち、「ほかの犬の出現=スペシャルなおやつの合図」と犬が理解し、ほかの犬を見つけてもほえずに飼い主を見上げるようになってきます。

1.曲がり角でほかの犬とばったり遭遇!

散歩中、角を曲がるときなどにいきなりほかの犬と対面。
ポジションを調整しているヒマがない!

2.相手の犬の反対側におやつをばらまいて…

ポーチやポケットからおやつをたくさんとり出し、相手の犬の反対側にばらまく

3.相手の犬が通り過ぎるのを待つ

愛犬がおやつを夢中で食べているあいだに、相手の犬が通り過ぎる

 

このように愛犬同士がはちあわせる機会はどんどん増えていきます。

そのたびに上記のような練習を繰り返していくと、ほとんどの場合困った犬見知りは克服できますよ!よその犬がいてもこわがったり警戒せず、いつも通りに楽しく過ごせるように少しずつしつけトレーニングを進めていきましょう(^^)

〇〇ブログ管理人〇〇

すかポン(34)

愛犬コーギー(3歳♀)といっしょに家族4人で楽しく暮らしてます。犬のしつけトレーニングのために本も教材も買った量は数知れず。

ただの犬ノウハウコレクターですが、この知識が誰かの役に立てばと思いながら日々ブログ更新していきます。

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