湿気が高く、気温も上がる時期になると、犬も不調を感じやすくなるもの。
高温多湿の環境下で傷んだ食べ物を口にしてしまうと、食中毒をおこし、犬の体調にも大きな悪影響を及ぼすおそれがあります。この時期を愛犬とともに元気に乗り切るために、飼い主ができる食中毒対策をしっかりおこなっておきましょう。
この記事でわかること
犬の食中毒は酸化したフードや肉類で起こりやすい

食中毒の元になる細菌は、もともと食物に微量に含まれています。
通常では悪さをしない細菌が、高温多湿のために繁殖することで毒素を発生させます。この毒素が食中毒の原因となるのです。
カビが生えたドライフードを飼い主が気づかぬままに与えたり、数日くらいなら…と菌が繁殖している恐れのある生肉などを与えることで、犬の体内では食中毒が発生しやすくなります。
●嘔吐を繰り返すようになる
●緩い便、水のような下痢が出る
●血便が出るようになる
※このような症状が出たときは、すぐに動物病院へ連れていきましょう
食中毒を起こさせないために取るべき3つの対策とは?

ドライフードは買いだめをしない!少なめのサイズを短期間で使い切る
ドライフードの管理を怠ると、酸化してカビや細菌が繁殖する原因になります。
なるべく買いだめや大袋での購入は控えましょう。手作りした食事を作り置きする場合は、1食分ずつ密閉容器などに小分けに保管し、冷凍庫で保存を。いずれの場合も短期間で使い切るようにしましょう。
食器はこまめに洗い、飲み物は新鮮なものを与えて細菌の侵入を防ぐ
高温多湿の環境ではカビや細菌の繁殖をうながして、犬の体調に悪さをしやすくなります。
食器はまめに洗うようにし、食べ残したフードは早めに片付けましょう。また、飲み水は常に汚れをろ過できて、新鮮な水が飲める水飲みボウルを使用するのも愛犬を食中毒から守るのにとても役立ちます。

我が家では愛犬用に半年ほどこの自動給水機を使ってます。何かと忙しい主婦にはちょっとの手間も省きたいものです。水やりの手間が省けるので、こまめに管理できないときには大助かり。
見た目がスタイリッシュなのも良!ちなみに新しいフィルターを使うときは、一度ボウルなどに水を溜めて揉んでから使うのがポイントですよ☝これを使ってから水もよく飲んでくれるようになったので、暑い時期にはとても安心です(^^)
しつけ用ポーチは清潔に!中の古いフードを放置しない
しつけトレーニングに使うポーチ類は、いつでも使えるように最低2つ以上は用意しておき、片方を使っているときはもう1つを洗濯しておきます。酸素系漂白剤を溶かした水につけおきしておくと、タンパク汚れや雑菌が除去できるので、ただ洗濯するよりも効果的でおすすめですよ。
ポーチの中のおやつは、1日で使いきれる量だけを入れるようにして、毎日取りかえて使いましょう。
少しずつ気温が上昇し、湿度も高くなる時期。高温多湿のジメジメした環境は犬の体調にも悪影響を与えやすいといわれています。
そんな時期だからこそ、飼い主が上手に予防や対策をして、この不快な季節を元気に乗り切っていきましょう!(^^)
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